敷金トラブル、実は入居前の行動が何より重要!

2009年12月21日 (月)

091221.jpg敷金が正しく返ってくるのか、こないのか。問題となるのは、多くはその部屋を退去するときですが、トラブルに遭わないために重要なのは入居前の行動です。ここで油断しないことで、その部屋を不安なく借りつづけることができます。


● 契約書、ちゃんと読んだ?

部屋が決まったら、次はいざ契約」でも触れていますが、部屋を借りるときには不動産会社から重要事項説明説明があり、その内容に合意をしたとして、契約書に署名捺印を行います。でも、その場の雰囲気や難しい言葉にはつい怖気づいてしまいがち。内容を理解せず、言われるがままに署名捺印してしまってはいませんか。これがトラブルの原因!

賃貸契約書(または重要事項説明書)には、敷金の取り決めに関する項目が必ずあります。もし「退去時のクリーニング代は全額借主の負担」という記載があり、明らかに納得できないものであっても、署名捺印した以上は内容に了承したということ。きちんと読みもせず、理解もせずに契約をしたとしたら、それがどんなに暴利な契約内容だったとしても、借主にも明らかに責任の一端があります。(※注 :クリーニング代が借主負担となるかどうか、実際の司法判断は、その状況やケースによってわかれます)

契約書や重要事項説明書は、契約前に内容をよく確認しておくこと。両親や、法律・不動産に詳しい友人・知人がいれば、一緒に見てもらうのもいいでしょう。

疑問・不安があれば、署名捺印前にきちんと聞き、どうしても納得がいかない内容は削除を求めてもいいでしょう。その相談にも一切応じないような不動産会社であれば、トラブルを起こしやすいことも考えられます。契約しないというのも今後のためかもしれません。


● 住みはじめる前に部屋の汚れや傷をチェック

部屋に住みはじめる前に、大家さんや不動産会社立会いのもとで部屋を確認すると安心です。自分が住む前からあった傷や汚れ、設備の故障などがないかを一緒に見てもらうことで、あとからその分の費用を請求されるといったトラブルを避けることができます。立会ってもらえなかったり、後日に気がついたときには、大家さんや不動産会社に連絡をしておきます。

また、できればその部分の写真を撮り、日付を入れ、チェックリストを作っておけばベスト。納得のいかない請求にも、それらを見せることで解決することもありますし、万が一の場合には重要な証拠となります。


さて、次回は、「敷金トラブルに巻き込まれない暮らし方 」として、生活する上で気をつけたいことについてお届けします。どうぞ、お楽しみに。

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