特別な空間を作る灯り使い

2010年04月19日 (月)

キャンドル雰囲気のある部屋作りのために意識したいのが『灯り』です。手軽に変えやすく、インテリアにも大きな変化をもたらしてくれる灯り。「部屋作りを頑張っているのだけれども、イマイチ垢ぬけない...」と思っているなら、照明を見直してみませんか。


例えば、白い光の蛍光灯。はっきりとした明るさのある白色蛍光灯の光は、物が見やすく感じられ、日常生活を送る上では過ごしやすいかもしれませんが、インテリアを考えたときには落ち着かない印象を受けます。

一方で、白熱灯のオレンジ色の光は、見る物に暖かさを感じさせ、ゆったりとした印象に。実際に雰囲気のあるレストランやバーなどでは灯りを少し落として、間接照明やキャンドルを使っているところが多いことでもわかるように、部屋全体の雰囲気をぐっと落ち着かせてくれます。蛍光色に比べると、部屋の汚れが目立たなくなるなんてメリットも。


白熱灯を使用すると、電気代が高くなることを心配するかもしれませんが、電球色の蛍光灯というものもあります。

また、日常生活に蛍光灯の明るさが必要という人は、メインの照明は蛍光灯のまま、スポットライトやスタンドライトなどの間接照明を用意してみましょう。ゆったりと過ごしたいときは蛍光灯を消して、間接照明の灯りだけにする。友達や恋人などお客さんが来たときにも、雰囲気がアップするので、おすすめです。


さらに、もっと手軽でリーズナブルな方法はキャンドルです。ろうそくの灯りには、『1/f(えふぶんのいち)ゆらぎ』という癒しの効果があり、人間の心臓の音や星の瞬き、小川のせせらぎなどと同じリズムで、キャンドルを眺めていると、リラックスした気持ちになれるとか。

テーブルの上にキャンドルを灯して食事をしたり、照明代わりに部屋のあちこちにキャンドルを灯して過ごすのも素敵です。キャンドルでお風呂に入るというのも寛いだひとときを演出してくれます。部屋を特別な空間に変えたいときに、ぜひ使ってみてください。


さて、次回は、「花があるだけで、部屋がキレイになる!?」として、一人暮らしの部屋に花やグリーンを飾ることのススメをお届けします。どうぞ、お楽しみに。

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