香りでアップする部屋のオシャレ度

2010年04月16日 (金)

アロマテラピー部屋の印象を決めるのは見た目だけではありません。例えば、ニオイ。どんなに素敵な家具を揃え、オシャレなインテリアにしていても、クサイ部屋だったら、それだけで台無しですよね...。


他の人のお家にお邪魔したときに、自分の部屋とは違ったニオイを感じることはよくあると思います。その家ごとに特有のニオイがあるのは当たり前ですが、決してクサくはないけれども、「なんだか不愉快...」と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。

つまり、自分の部屋も他の人がきたときに、同じ思いをさせているかもしれないということは意識しておきたいもの。もともと自分の部屋のニオイは、自分では気がつきにくいものです。


一人暮らしの部屋では生活に必要な機能がコンパクトにまとまっている分、食べ物のニオイやトイレ、浴室のニオイいろんなニオイが混ざってしまいがちです。定期的に窓を開けたり、換気扇を回したりして、換気を良くすることや、ドアなどがない場所にはのれんを下げたりするだけでも、隣の部屋までニオイが流れることを防ぐ効果があります。


特に注意したいのが、煙草を吸う人。換気や消臭に気をつけているつもりでも、布団やカーテンなどの布はニオイを吸っています。煙草を吸わない人からすると、「なんだか煙草くさいなぁ...」と感じたり、中にはそのニオイで気分を悪くしてしまうこともあります。

人を招く機会があるのなら、日頃から換気扇の下やベランダで吸うように心がけることをおすすめします。消臭効果のあるスプレーを利用するのも◎。


また、部屋に入った瞬間に、ふんわりと良い香りが漂ってくる部屋は自分も心地いいし、人をお迎えするときにも気持ちいい。お香やエッセンシャルオイル、アロマキャンドル、芳香スプレーなど、香りを楽しむものはいろいろありますが、個人的にはリネンウォーターがおすすめです。

リネンウォーターとは、エッセンシャルオイルを抽出したあとに残る香りがついた水のこと。カーテンやソファ、シーツなどの布類にスプレーしておくと、ほのかな香りが広がります。


香りを使うときに注意したいのが、香らせすぎないこと。強すぎる香りは、それがどんな良い香りであっても人を不快にさせます。また、複数の香りを一度に使わないこと。あれこれ使うと、香りが混ざって、不快の原因となるので、ご注意を。


さて、次回は、「特別な空間を作る灯り使い」として、雰囲気ある部屋を作り上げる照明についてお届けします。どうぞ、お楽しみに。

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