敷金はちゃんと戻ってくるまで気を抜かない!

2009年12月25日 (金)

091225.jpg私が一人暮らしをして一軒目の部屋を退去するときのことです。

不動産会社の立ち会いのもと、敷金返還の計算をするため、一緒に部屋を確認し、その内容には納得をして、同意書にサインをしました。「大家さんから返還される分のお金が振り込まれます。1ヶ月経っても振り込まれていなければ、連絡をください」と不動産会社。

ふと気がつけば、退去の日から2ヶ月が経過。でも、振り込みはまだされていません。おかしいと思った私は何度も繰り返し不動産会社に電話をしますが、「もうしばらく待ってください」と言われるばかりで、入金はなし。しかも悪いことにいくら問い詰めてもノラリクラリとかわすばかりで、向こうからは連絡もよこさず。

このままではどうにも埒が明かない。どうも若い女だと思ってナメられていると思った私は、最後の手段として父に頼んで連絡をしてもらうことにしました。すると、その翌週早々には入金が! お金が戻ってきたことは嬉しかったですが、完全にナメられていたことがわかり、癪に障るところもあり。

私の場合はトラブルと呼ぶ一歩手前ではありましたが、敷金が返ってくると言われただけで安心することなく、最後まで気を抜かないように。また、一人暮らしとはいえ、全部一人で解決しようとせず、困ったときには家族や友人などの力を借りることも大切ですよ。


● 明け渡しは、立ち会いのもとで


部屋を明け渡すとき、家主もしくは不動産会社の立会いのもとで点検をします。「敷金トラブル、実は入居前の行動が何より重要!」で紹介したように、入居時にチェックした傷や汚れのリストがあれば用意しておきます。納得のできない請求に対し、証拠として示すことができます。

立会いの点検がなく、不動産会社のみが点検をした結果をもとに精算をする場合は注意が必要。身に覚えのない傷や汚れなどの修繕費用まで請求するケースもあるようです。引越日が決まったら早めに伝え、できるだけ一緒に点検できるよう時間を作ってもらいましょう。

急な引越などで立会いなしでの明け渡しになる場合、退去直前の部屋の写真を撮影しておくのがおすすめです。また、クリーニングや修繕を行う前に、必要な費用の見積もりを渡してもらう約束をしましょう。


● 見積書・同意書、ちゃんとチェックした?


点検後、修繕箇所やその費用等の見積書・同意書へのサインを求められることがあります。納得いく内容であれば、もちろんサインをしてOK。ただし、そうでなかったとき、「今日、部屋を確認したという意味だけですから」と言われたり、強い口調で迫られたりして、とりあえず署名捺印をしてしないように注意してください。

賃貸契約と同じく、署名捺印してしまえば、その内容に同意したということになります。不当な内容であっても、署名捺印した書類があれば、万が一裁判などを行う場合にも不利になります。

ただ、実際の場合にひとりでその状況に対抗するのは難しいこともあると思います。不安であれば、立会いに、ご両親や友人に一緒にいてもらうというのもひとつの手です。

また、最初にもらった賃貸契約書を返すよう言われることもあるようですが、基本的に契約書というのは、契約が終了後も一通ずつ持っておくもので、返す必要はありません。トラブルがあった場合には、契約内容を確認する必要も出てきます。どうしても返す場合は、必ずコピーを取っておきましょう。



さて、次回は、「敷金返還トラブルに巻き込まれたら...」として、トラブルを解決するための法的手続きについてお届けします。どうぞ、お楽しみに。

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