契約にのぞむ前に知っておきたいこと

2009年12月14日 (月)

091214.jpg「重要事項説明」「賃貸契約」という言葉は、初めて一人暮らしをする人にとって、あまり聞きなれないものかと思います。簡単に説明すると、「あなたが住むのは、こういう部屋ですよ」と確認をするのが「重要事項説明」、その上であなたと大家さんが部屋の貸し借りを取り交わす約束をするのが「賃貸契約」です。

契約を結ぶのはあなたと大家さんですが、一般的には不動産会社が大家さんの代理人となって行います。契約の場では不動産会社の宅地建物取引主任者によって、物件の構造や設備、禁止事項等について説明することが義務づけられています。

通常は不動産会社の人が契約書や重要事項説明書を一気に読み上げることになります。難しい言葉も多く、じっくり聞いているのも面倒になって、「まぁ、いいか」とサインをしてしまがち。でも、「部屋が決まったら、次はいざ契約!」にもありますが、トラブルを避けるためには、内容をよく把握し、納得することが大事です。

少しでもわからないことや疑問に思ったことがあったら、遠慮せずにその場で必ず確認を。できれば重要事項説明書と契約書は、事前にコピーをもらっておき、疑問や質問をまとめておくようにしましょう。


● スケジュールを確認しよう

□ 入居審査の結果がどのくらいで出るのか
□ 契約はいつ・どこで行うのか
□ 契約に必要な書類は何か、いつまでに必要か
□ お金はいくら、どのような形でいつまでに入金するのか
□ 保証人も契約に立ち会う必要があるか
□ いつ入居できるのか


● 必要書類・持ち物を確認しよう

□ 入居者の住民票
□ 入居者の収入を証明する書類(源泉徴収票・確定申告書など)
□ 保証人の印鑑証明
□ 保証人の収入を証明する書類(源泉徴収票・確定申告書など)
□ 連帯保証人承諾書
□ 火災保険加入申込書
□ 印鑑(契約に使用するもの)
□ 身分証明書
□ 銀行口座預金通帳と・届出印(自動引き落としの場合)
□ 連帯保証人承諾書
□ お金もしくは支払を証明するもの(敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・火災保険料など)

※ 物件や不動産会社によっては必要ないものや他に必要となるものもあります。よく確認してください。


● 重要事項説明はここをチェック

□ 家賃・管理費(共益費)・支払方法 ... 振込手数料の負担もはっきりさせておくと安心。
□ 更新条件 ... 更新期間、更新料、家賃の値上げの有無を確認。2年おき、更新料は家賃1ヶ月分が一般的。
□ 契約の解除 ... 契約条件に違反した場合、家賃を滞納した場合など、契約が解除される条件について確認。
□ 敷金精算の条件 ... トラブルとなりやすい敷金の精算。契約の段階で、どの範囲までどちらが負担するのかをできるだけ具体的に決めておくと安心。
□ 禁止事項・注意事項 ...  契約者以外の人が住む、ペットを飼う、石油ストーブを使う、楽器を使うなど、禁止されていることも。また、長期に部屋を空けるときは大家さんに連絡するといった注意事項もある。


さて、次回は、「ついに引渡! 自分の城を手に入れたら...」として、部屋に住む前に確認したいことについてお届けします。どうぞ、お楽しみに。

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