カーテン選びのヒント-サイズ編

2011年04月27日 (水)

メジャー初めてカーテンを選ぶときに「どうしたらいいんだろう?」とまず疑問に思うのがサイズです。規格サイズのカーテンというのもありますが、住んでいる部屋の窓に必ずしも一致するとは限らないので、要注意です。

窓の大きさは部屋によって違います。また、掃き出し窓、腰窓、出窓、小窓、天窓など、形も違い、それによってカーテンのサイズも変わります。せっかく買ったカーテンが寸足らずだったり、引きずるように長かったりすることのないよう、カーテンレールの幅と高さ、窓の形はきちんと計測、確認してから選びましょう。


● サイズの測り方

カーテンを選ぶために必要な窓のサイズの一般的な測り方と必要なサイズについて紹介します。サイズが決まった既製品を購入する場合も、この採寸の仕方を目安に設置できるかどうかを検討してみてください。なお、依頼した業者等の指示があれば、その指定に従ってください。

まず、幅はカーテンレールの長さを測り、カーテンはその長さに3~5%のゆとりを持たせます(例:レールの長さ200cm×1.05=210cm)。

次に、丈。掃き出し窓(床まである窓)の場合は、ランナー(カーテンを引っかける金具)の下から床までを測り、ドレープカーテンは1~2cm短く、レースカーテンはさらに1cm短くします(例:ドレープ・高さ185cm-1cm=184cm/レース・高さ185cm-1センチ=183cm)。

腰窓(床までない窓)の場合は、ランナーから窓枠まで測って、ドレープは10~15cm長く。レースはそこから1~2cm短くします(例:ドレープ・高さ100cm+10cm=110cm/レース・高さ110cm-1cm=109cm)。


● カーテンの取り付け方

カーテンの取り付け方はカーテンレールによって違い、それによってカーテンの長さが変わります。カーテンの上部がレールを覆う場合は『正面付』、レールの下になる場合は『天井付』と呼ばれます。オーダーするときは、どちらのタイプになるのか指定をする必要があるので、カーテンレールの形の確認を。

既製品のカーテンでは、付属のフックをアジャスターで調整し、正面付・天井付と変えられる場合もあります。ただし、それによって、カーテンの長さが数cm上下するので、採寸した長さと照らし合わせて、過不足がないか確認してください。


● 開き方

カーテンは真ん中から左右に分かれる両開きが一般的です。ただし、細い窓や、一方からしか開けにくい場所などでは、片開きを選ぶと使いやすいこともあります。


さて、次回は、「カーテン選びのヒント-色・柄編」として、インテリアや部屋作りを考えたカーテンの色や柄の選び方を紹介します。どうぞ、お楽しみに。

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カーテン選びのヒント-種類編

2011年04月25日 (月)

カーテン一人暮らしを始めてすぐに用意しておかないと困るのがカーテン。夜になると、外から丸見えになってしまい危険ですし、保温の効果もずいぶんと違います。ところが、家具や家電を揃えることばかりに一生懸命になって、ついうっかり忘れてしまいがちな必需品です。

ただし、必要だからと慌てて選ぶと失敗も多いので、要注意。サイズを間違えたり、インテリアにそぐわなかったりすることがあります。

まずは、カーテンなど、窓に吊り下げて使うものの種類と、それぞれどんな場所に合うのかについて知っておきましょう。窓といえばカーテンというイメージがありますが、ブラインドやパネルスクリーンといった選択も。インテリアのイメージや設備、使いやすさを踏まえて、選んでください。


● ドレープカーテン

遮光する厚手の布でできたカーテン。開けるときは窓の端に束ねて、タッセル(カーテンを束ねる布)で縛っておきます。


● レースカーテン

ドレープカーテンの内側にかけるレース状の布でできたカーテン。日中はドレープカーテンは開けておき、レースカーテンが窓にかかっているという状態が一般的。光を通すため、部屋の中に明るさを保てます。強い日差しを防いだり、室内の目隠しの役割があります。

 

● ブラインド

プラスチックや金属、木製、布製の細い板状のもの(スラット)をつなぎあわせて窓を覆い、上下に開閉します。スラットの角度や幅が動かせるので、室内に入る光の量や方向をコントロールでき、また断熱性にも優れています。

ただし、スラットには埃がたまりやすく、掃除の手間がかかります。すでについているカーテンレールによっては、設置できない場合があるので、注意してください。


● ロールスクリーン

布で窓を覆い、上下に巻き取る形で開閉します。開閉の少ない小さな窓におすすめ。ブラインド同様、すでについているカーテンレールによっては、設置できないことがあります。


● パネルスクリーン

布製のスクリーンをレールに吊り、障子のように左右に開いて開閉します。カーテンのようなひだがないので、すっきりとした印象になります。広い窓におすすめ。


さて、次回は、「カーテン選びのヒント-サイズ編」として、カーテンを設置する場合のサイズの測り方や取り付け方を紹介します。どうぞ、お楽しみに。

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ソファ選びのヒント-アイディア編

2011年04月22日 (金)

ソファと椅子一人暮らしでは「ソファを置きたいけれど、部屋が狭くてどうしても置けない」という人もいるかもしれません。そんなとき、ソファには劣るかもしれないけれど、ちょっとした工夫で居心地のよいスペースを作ってみてはいかがでしょう。


● 布団がソファに大変身

布団を寝具として使っている人におすすめの方法です。布団を畳んで、掛け布団を丸め、その上からファブリックをかけると、簡単にソファが作れます。布団を畳んでおけば、布団の上げ下ろしも収納スペースも不要なので、手間も省けます。


● ソファじゃなくて、椅子という選択も

ソファほどの場所は取らないけれど、負けず劣らずに座り心地のいい椅子を選ぶというのもおすすめです。ソファに比べると手頃な値段で、質の良いものを手に入れられる場合もあります。床に座った生活を基本として考え、クッションや座椅子にこだわってみても楽しいです。


さて、次回は、「カーテン選びのヒント-種類編」として、カーテンやその仲間の特徴を紹介します。どうぞ、お楽しみに。

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