選ぶのも、もらうのもハッピー。プレゼント交換
プレゼント交換というと、誕生日パーティやクリスマスパーティといったイメージがあるかもしれません。でも、普段のホームパーティにも、あのドキドキワクワク感があると、参加する楽しみも増えるものです。
また、プレゼントを選ぶのも楽しみのひとつ。参加するメンバーの顔を思い浮かべながら、どんなものが好みか、喜んでもらえるのか考えるのも、ホームパーティまでの期待につながります。
● 負担にならない金額を決めて
プレゼント交換をするのは楽しいけれど、金銭的に負担になってしまっては残念です。誰もが苦にならない程度の小さな金額(数百円~)を決めるのがベター。もらうもの、あげるものの金額に差がつかないようにしたいものです。
● 物々交換
自分は使わないけれど、他の人にとっては価値のあるものというのは意外とあるもの。それぞれ持ち寄って、物々交換をすれば、お金をかけないプレゼント交換が楽しめて、要らないものの整理にもなって一石二鳥。ただし、相手がもらっても困らないもの、使えそうなものという常識の範囲内でやりとりしてくださいね。
● 一人暮らし同士なら、生活関連グッズが◎
プレゼント交換は楽しいけれど、どんなものをあげたらいいのか悩むこともあると思います。特に人数の多いホームパーティでは、誰にあたるかわからないとなると、なかなかに頭を悩ますもの。どんな集まりかにもよりますが、もし一人暮らし同士なら、調味料やバスグッズ、キッチン便利ツールなど、生活にまつわるものがおすすめです。普段はちょっと買いにくい高級な塩やドレッシング、ジャムや、料理が楽しくなりそうなミトンや紙ナプキンなど、日常で使いこなせそうなものを選んでみてはいかがでしょう。
さて、次回は、「プチお土産で、帰り道も楽しい気分」として、最後まで良いパーティだったと思わせる心配りについて紹介します。どうぞ、お楽しみに。
パーティを盛り上げるゲームはいかが
みんなが集まって、お酒も入って、ほろ酔いになれば、それだけで楽しいものですが、もう一盛り上がり期待するなら、みんなで楽しめるゲームを用意してみてはいかがでしょうか。
大人になると、ゲームなんてすることがなくなる人も多くなります。久しぶりにやることって、それだけでワクワクするもの。いつも以上に興奮して大熱戦になったり、お酒から生じるちょっとしたミスが大爆笑にもつながります。
ただし、中には「やりたくない」という人もいるかもしれません。そんな人には、くれぐれも無理強いしないように。あくまでひとつのアイテムとして、みんなが自由に寛いで過ごせるよう配慮してくださいね。
● もう一度やりたい! 懐かしいゲーム
確実に盛り上がれるのは、トランプやUNO、ジェンガなど、誰もが一度はやったことがあり、ルールもシンプルなゲーム。例えば、ババ抜きや神経衰弱、ジェンガなら、酔った頭でも間違いなく遊べますし、久しぶりにやってみると、意外な盛り上がりを呼ぶこともありますよ。ぜひホームパーティの前には、トランプを一組仕込んでおきましょう。す。
● 紙と鉛筆だけで楽しめるゲーム
特別なアイテムの用意がなくても、紙と鉛筆なら、普通の家のどこにでもありますよね。実は、そのふたつさえあれば、できるゲームというのは、たくさんあるんです。
よく知られているのが、テレビ番組でやっていた"絵心クイズ"。誰もがよく知っているキャラクターや図案を、実物を見ずに書くというゲームです。私も友達とよくやるんですが、まぁ、ふざけているのかと思うくらい、上手く描けない。お酒が入っていると、その絵を見て、笑いも止まらない。どこでも、誰でも、簡単にできて、盛り上がれますよ。
さて、次回は、「選ぶのも、もらうのもハッピー。プレゼント交換」として、ホームパーティのお楽しみとして用意したいプレゼントについて紹介します。どうぞ、お楽しみに。
テーマを決めて、いつものパーティをもっと楽しく
みんなで飲んで食べて騒いで...という集まりも楽しいけれど、いつもと趣向を変えたり、もっと盛り上がるために、テーマを決めて開くパーティもおすすめです。
定番なのは、季節や行事をテーマにしたホームパーティ。例えば、まもなくやってくる梅雨に向けて、"暑さや湿気に負けない"をテーマに、爽やかになれるお酒や料理、ファッションや音楽などをみんなで持ち寄ってみる。夏をイメージするなら、"七夕""夏バテ対策""浴衣で集う""海"など、いろいろ考えることができます。「なぜ、それを持ち寄ったのか」「どうやって作ったのか」など気になることも増え、会話も弾みますよ。
他にも、みんなで盛り上がれるテーマをいくつかピックアップします。
● おとりよせ大試食会
気になるおとりよせ食材があっても、一人暮らしでは食べ切れなかったり、一人で食べるには値段が高かったり。でも、ホームパーティなら、普段は手が出しにくいものも、リーズナブルで無駄なく食べられます。それぞれが気になるおとりよせを持ち寄って、感想や好みを言い合えば、一人で食べるより、ずっと楽しめるはず。
● 地域限定食材&料理での持ち寄り会
食や料理ににこだわりのある人におすすめのテーマ。例えば、沖縄限定。料理に使う食材に沖縄の名産品を使うか、沖縄料理を用意するように決めておきます。ゴーヤやスパムといった創作料理だったり、チャンプルーや沖縄そばだったり、それぞれの工夫で持ち寄ってもらいます。キッチンを開放して、自由に作ってもらうのもいいですね。
● お酒に合わせたお料理大会
その日に飲むお酒を決めておき、そのお酒を持ち寄ってもらったり、それに合うおつまみを用意してもらいます。例えば、焼酎なら、麦・米・芋といった種類や、ロック・水割り・お湯割りなどの飲み方で、飲み比べても楽しい。お酒にうんちくのある人がいると、より盛り上がるかもしれません。
● 色、音楽、映画など、こだわりテーマで
その他にもホームパーティのテーマは自由に大胆に楽しんで決めてみて。例えば、"赤"という色をテーマにして、赤い食材やテーブルアイテム、ファッションなどを楽しむのも楽しい。音楽や映画に出てくる料理や、そこから浮かぶイメージのお酒などを用意するのも、それぞれの個性のある発想が出てきて、会話も弾むことでしょう。
さて、次回は、「パーティを盛り上げるゲームはいかが」として、ホームパーティを盛り上げるアイテム・ゲームについて紹介します。どうぞ、お楽しみに。
- 一人暮らしアドバイザー&ライター。暮らしをテーマとしたコラムニスト。河野真希
- 2001年2月に、一人暮らし情報サイト『えんじょい ひとりぐらし』をオープン(http://singlelife.her.jp/)。
一人暮らしをする人、したい人が集い、生活の知恵などの情報交換を図る人気サイトになる。料理やインテリアなど、部屋まわりのことにとどまらず、マネーや物件探しまで、きめ細かくライフスタイルを提案。等身大のテーマが共感を得ている。
新聞、雑誌、WEBなど、各種メディアで連載、取材を多数受けている。