テーマを決めて、いつものパーティをもっと楽しく
みんなで飲んで食べて騒いで...という集まりも楽しいけれど、いつもと趣向を変えたり、もっと盛り上がるために、テーマを決めて開くパーティもおすすめです。
定番なのは、季節や行事をテーマにしたホームパーティ。例えば、まもなくやってくる梅雨に向けて、"暑さや湿気に負けない"をテーマに、爽やかになれるお酒や料理、ファッションや音楽などをみんなで持ち寄ってみる。夏をイメージするなら、"七夕""夏バテ対策""浴衣で集う""海"など、いろいろ考えることができます。「なぜ、それを持ち寄ったのか」「どうやって作ったのか」など気になることも増え、会話も弾みますよ。
他にも、みんなで盛り上がれるテーマをいくつかピックアップします。
● おとりよせ大試食会
気になるおとりよせ食材があっても、一人暮らしでは食べ切れなかったり、一人で食べるには値段が高かったり。でも、ホームパーティなら、普段は手が出しにくいものも、リーズナブルで無駄なく食べられます。それぞれが気になるおとりよせを持ち寄って、感想や好みを言い合えば、一人で食べるより、ずっと楽しめるはず。
● 地域限定食材&料理での持ち寄り会
食や料理ににこだわりのある人におすすめのテーマ。例えば、沖縄限定。料理に使う食材に沖縄の名産品を使うか、沖縄料理を用意するように決めておきます。ゴーヤやスパムといった創作料理だったり、チャンプルーや沖縄そばだったり、それぞれの工夫で持ち寄ってもらいます。キッチンを開放して、自由に作ってもらうのもいいですね。
● お酒に合わせたお料理大会
その日に飲むお酒を決めておき、そのお酒を持ち寄ってもらったり、それに合うおつまみを用意してもらいます。例えば、焼酎なら、麦・米・芋といった種類や、ロック・水割り・お湯割りなどの飲み方で、飲み比べても楽しい。お酒にうんちくのある人がいると、より盛り上がるかもしれません。
● 色、音楽、映画など、こだわりテーマで
その他にもホームパーティのテーマは自由に大胆に楽しんで決めてみて。例えば、"赤"という色をテーマにして、赤い食材やテーブルアイテム、ファッションなどを楽しむのも楽しい。音楽や映画に出てくる料理や、そこから浮かぶイメージのお酒などを用意するのも、それぞれの個性のある発想が出てきて、会話も弾むことでしょう。
さて、次回は、「パーティを盛り上げるゲームはいかが」として、ホームパーティを盛り上げるアイテム・ゲームについて紹介します。どうぞ、お楽しみに。
- 一人暮らしアドバイザー&ライター。暮らしをテーマとしたコラムニスト。河野真希
- 2001年2月に、一人暮らし情報サイト『えんじょい ひとりぐらし』をオープン(http://singlelife.her.jp/)。
一人暮らしをする人、したい人が集い、生活の知恵などの情報交換を図る人気サイトになる。料理やインテリアなど、部屋まわりのことにとどまらず、マネーや物件探しまで、きめ細かくライフスタイルを提案。等身大のテーマが共感を得ている。
新聞、雑誌、WEBなど、各種メディアで連載、取材を多数受けている。