金銭トラブルに対応するには-対応編

2011年02月07日 (月)

孤独キャッチセールスやデート商法など、テレビなどでも取り上げられることが多く、それを見ていると、「自分じゃ、こんな手口には引っかからないよ」と思うかもしれません。

でも、一人暮らしをしていると、疲れや不安、孤独などで心に隙ができやすいもの。また、一緒に暮らす家族がいれば、あなたの様子を見て注意や指摘してもらえることがあっても、一人暮らしでは自分で自分の心や身体の変化に気づかなくてはいけません。でも、それは忙しさや余裕のなさで失われやすいもの。だからこそ、「自分は絶対に大丈夫」とは言い切れないということを常に心して暮らしておくことが必要です。

お金のトラブルに巻き込まれそうになったとき、巻き込まれてしまったとき、どうすればいいのか考えていきます。


● お金の話には、まず疑ってかかる

どんなに大好きな恋人でも、どんなに親しい友人でも、「お金を貸してほしい」「これを買ってほしい」といったお金の話が出てきたら、まず疑ってかかる習慣をつけてください。「恋人や友達を疑うなんて失礼だ」という気持ちもわかりますが、これから先も付き合っていきたい人であればあるほど、お金のことで不信感を持つことになったり、縁が切れてしまうのは避けたいもの。

最終的に「お金を払う。貸す」という決断を下すにしても、その理由や使い道はしつこいと言われようが聞き、お互いが納得するまで話し合ってください。相手が誤魔化そうとしたり、話がコロコロと変わるようであれば、残念ながら、騙されていると思って間違いないでしょう。


● 一人で決めずに、相談しよう

突然の訪問者に気をつけて-断り方編』でもお伝えしましたが、何かを購入しようと考えたとき、また誰かにお金を貸してほしいと頼まれたとき、少しでも迷いがあるのなら、家族や友人に話してみましょう。冷静に判断できるきっかけにもなります。

また、法律など専門的な知識が必要なら、弁護士やその他司法書士、行政書士などの専門家に相談するという方法もあります。金銭トラブルの相談先については次回の記事で詳しく紹介します。


● 正式な取りきめをしよう

どんなに親しい間柄でも、お金の貸し借りや商品の購入には、契約書や借用書などを作成しましょう。書類があれば、万が一トラブルになったときにも証拠として使うことができます。

万が一相手に言われるまま書類を作らずに契約してしまった、作るのを忘れてしまったという場合は、気がついたときに「いつ、どこで、誰に、お金をいくら貸した」など、状況を細かくメモしておくことをおすすめします。


● クーリングオフを思い出して

突然の訪問者に気をつけて-緊急時編』でも紹介しましたが、訪問販売やキャッチセールスなどで、自分の意に反して無理やり契約させられてしまった場合、クーリングオフ制度を利用することができます。

ただし、悪質な業者の場合、クーリングオフの期間は、あくまで恋人や友人のふりをして頻繁に連絡を入れたり、デートを続けたりしますが、過ぎたとたんに連絡が取れなくなるケースもあります。判断はすばやくする必要があります。


● 何があっても、一度だけ!

相手が悪質な業者やあなたを騙すために近づいてきた人間ならば、あなたが一度お金を出す人間だとわかると、その後は甘い言葉や上手い理由をつけて、あなたがどこからも一銭も払えなくなるまでたかってきます。気がついたときには、どうやっても返すことができないほどの借金を抱えてしまうなんてことにも...。

そうならないためには、それがどんなに相手のことを思った行動でも、お金のやりとりのある付き合いは一度だけのことにして。そこで離れていってしまう相手なら、所詮お金だけの関係だったということです。悲しいかもしれませんが、いくらお金を出しても、本当には心をつなぎとめることはできません。


さて、次回は、「金銭トラブルに対応するには-相談先編」として、お金のトラブルで困ったときに相談できる機関を紹介します。どうぞ、お楽しみに。

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