突然の訪問者に気をつけて-緊急時編

2011年01月31日 (月)

クーリングオフ「強引な押しに負けて...」「甘い言葉につられて...」「買わなきゃいけないのかと騙されて...」などの理由で、つい契約をしてしまったり、商品を購入してしまった場合、どうしたらいいのでしょうか。泣き寝入りせずに、お金を取り戻すことも不可能ではありません。万が一の場合に備えて、どういう方法があるのか、知っておきましょう。


● クーリングオフを利用しよう

『クーリングオフ』という言葉を一度は耳にしたことはあると思いますが、具体的にどういう場合にどうやって利用するのかまで知らない人が多いのではないでしょうか。


クーリングオフとは、訪問販売やキャッチセールス、電話勧誘などで契約した場合、一定期間、無条件で申し込みの撤回や契約の解除ができる制度です。ここまでお話ししてきた訪問販売や電話勧誘の場合は、正式な書類をもらってから8日以内(ただし、商品や販売方法によって異なります)であれば、解約することができます。すでに商品を受け取っていたり、代金を支払っていたり、工事を始めていても、期間内であれば有効です。

クーリングオフは書面で行います。業者に対して「解約」を通知する旨を記載した内容証明郵便を配達証明付きで送ります。この書面が出されたのが期間内であれば、先方に到着するのが8日を過ぎていても有効です。また、契約書の記載事項に不備があったり、契約を解除することに妨害があった場合は、8日を過ぎてもクーリングオフが利用できる場合もあります。


制度の利用方法や書面の書き方などは、お住まいの自治体や警察署、消費生活センターなどで相談できます。その際の説明や証拠となりますので、契約書類や領収書等はお金が戻ってくるまで、必ず保管しておいてください。


なお、その業者がそのお金を持って逃げてしまい、連絡が取れなくなってしまったり、倒産してしまったりすると、お金が取り返せないこともあります。そういったことにならないためにも、訪問販売ですぐに物を買わないこと。一人で決めないことを頭にしっかりと入れておいてください。


さて、次回は、「金銭トラブルに対応するには-心構え編」として、自分のお金をしっかりと管理するための考え方や意識について紹介します。どうぞ、お楽しみに。

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