根菜の冷凍保存&解凍方法

2010年06月14日 (月)

大根根菜で余るものといえば、大根。これは私だけかもしれませんが、大根葉が好きで、葉付きの大根を見ると、たとえ食べるのが一人だとしても買わずにいられない性なのです。葉の部分はお味噌汁にしたり、大根飯を炊いたり、ふりかけを作ったりして、あっという間になくなってしまうのですが、残るのが根の部分。こちらをメインに食べる方が普通なのかもしれませんが(笑)。

その他にも、山芋やゴボウなど、丸ごと買うと食べ切れないものが多い根菜。一人分だったらカットしたものを買うという選択もあるのですが、丸ごとの方がオトク感があり、つい手が出てしまうこともあるもの。そんなときは冷凍保存で、最後まで美味しく食べ切りましょう。


● 根菜の冷凍保存&解凍方法

根菜は、茹でるなど調理してから冷凍するのが基本ですが、中にはつぶす・すりおろすなど組織を細かくすることで、変化を防ぎ、味を落とさずに食べ切るものもあります。

□ じゃがいも・里芋
茹でたあと、つぶしてから、小分けしてラップで包み、フリーザーバッグに入れて冷凍します。電子レンジで解凍、もしくは自然解凍してから使います。コロッケやサラダ、ディップなど。

□ 山芋
すりおろしてから小分けにして冷凍。とろろとして使うときには、自然解凍で。揚げ物にするときは凍ったまま揚げます。

□ 大根
すりおろしてから小分けにして冷凍します。自然解凍で調理。大根おろしとして使います。

□ ごぼう
ささがきにして、アク抜きをしたあと、茹でてから冷凍。電子レンジで解凍、もしくは自然解凍で調理。炒め物や煮物などで食べます。

□ にんじん
輪切り、いちょう切りなど、できるだけ細かく、使いやすい大きさに切り、茹でてから小分けにして冷凍。炒め物などにするときは、電子レンジで解凍、もしくは自然解凍で調理。スープや煮込み料理には凍ったままでもOK。

□玉ねぎ
みじん切りにし、炒めてから小分けにして冷凍。ハンバーグや炒め物なら、電子レンジで解凍、もしくは自然解凍し、調理。スープや煮込み料理には凍ったままでもOK。


● こんな根菜は冷凍に向かない

たけのこの水煮を冷凍すると、解凍したときにスカスカした繊維だけになります。ただし、炊き込みご飯など、細かく刻んで、他の具材と一緒に冷凍すれば、食感の悪さもあまり気になりません。


さて、次回は、「キノコ類の冷凍保存&解凍方法」として、意外にも冷凍した方がいいことがある!?キノコについてお届けします。どうぞ、お楽しみに。

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