一人暮らしの部屋、よくある悩みは?
4月になりました。この春から就職や進学などで一人暮らしをスタートさせる人も、そろそろお引越が終わり、新生活への第一歩を踏み出したころではないでしょうか。
ひとまず生活が落ち着いてくると、次に考えたくなるのがインテリア。きっと一人暮らしを始める前から、「こんな部屋に住みたいな」「あんな家具を置きたいな」と夢や憧れを膨らませてきたことでしょう。
ところが、現実はそう簡単ではありません。「オシャレなマンションに住みたかったのに、古いアパートしか借りれなかった」「ソファが置きたかったのに、狭くて無理」「新しい家具がほしいけど、お金がない」「いろいろ頑張っているのに、部屋がごちゃごちゃしてまとまらない」etc...。
ちなみに、私も初めての一人暮らしをスタートさせた部屋は、築20年を越えるオンボロアパート。その当時お付き合いしていた恋人が遊びにきたときは、外観を見たときに「こんなところに住んでて大丈夫かと思った」と言われたほどでした。
でも、私はそんなオンボロさも味わいと思い、あまり気にならず。実家から着なくなった赤い着物を一枚借りてきて、鴨居につるし、インテリアのアクセントに。その他は藍を基調とした和風の部屋作りを楽しんでいました(上の写真がその当時の部屋の様子です)。
部屋そのものに不満があったとしても、自分の力で少しずつ理想に近づけていくのも、部屋作りの楽しみです。古い、狭い、お金がない、インテリアのセンスがない...。そんな悩みをできるだけ簡単に、少しでも楽しく解決する方法を次回記事からお届けしていきます。
さて、次回は、「部屋を広く見せるための3つのポイント」として、一人暮らしの部屋の一番の悩み「狭い」を解決する方法をお届けします。どうぞ、お楽しみに。
- 一人暮らしアドバイザー&ライター。暮らしをテーマとしたコラムニスト。河野真希
- 2001年2月に、一人暮らし情報サイト『えんじょい ひとりぐらし』をオープン(http://singlelife.her.jp/)。
一人暮らしをする人、したい人が集い、生活の知恵などの情報交換を図る人気サイトになる。料理やインテリアなど、部屋まわりのことにとどまらず、マネーや物件探しまで、きめ細かくライフスタイルを提案。等身大のテーマが共感を得ている。
新聞、雑誌、WEBなど、各種メディアで連載、取材を多数受けている。