引越業者に連絡する前に、これをチェック!
一人暮らしでの二度目の引越が私の初めての引越業者を使った引越でした。大きな家具も多く、友達や家族の力を借りたとしても、自分たちだけで引っ越すのはあまりに大変。でも、いくらかかるのか全く見当がつかず、「とてもお金がかかるのかもしれない」と不安だったのもまた事実です。
「よし、じゃあ、見積もりを取ってみよう」と、とある引越業者に見積もり依頼をしてみたのですが、そこで困ったことがあります。「引越先の前の道路の幅は?」「どのくらい荷物がありますか?」などなど聞かれたことに、「え、えっと...」としどろもどろになる私...。そりゃ、引越業者さんだって、基本的な情報がわからなければ、金額だって決められないですよね。
私のような情けない思いをしないためにも、引越業者に連絡をする前には次のようなことを確認し、まとめておきましょう。
● 見積もり依頼前のチェックポイント
□ 日程
新生活がスタートする1~3月、土日は引越が多く、混み合います。その日程を希望する場合は、できるだけ早めに連絡しましょう。
□ 現住所および引越先の住所
□ 現住所および引越先の現況
間取り(広さ)・階数・エレベータの有無・階段の幅・建物の前の道幅・トラックを停めるスペースの有無を確認。
□ 荷物の内容
大きな家具や家電の数、細かい荷物はダンボールに詰めた場合いくつくらいになるのか、また美術品などの貴重品があるのか、聞かれます。特にインターネットや電話だけで見積もりを依頼する場合は、あとでトラブルにならないよう、できる限り正確に伝える必要があります。
□ 依頼したい作業内容
荷物の梱包・開梱や、業者によっては粗大ゴミの廃棄、エアコンの取り外しおよび取り付けなどを行うサービスがあるため、どこまで作業をお願いしたいのか決めておきます。
さて、次回は、「引越業者に見積もりを依頼する方法」として、引越業者へのスムーズで便利な連絡方法についてお届けします。どうぞ、お楽しみに。
- 一人暮らしアドバイザー&ライター。暮らしをテーマとしたコラムニスト。河野真希
- 2001年2月に、一人暮らし情報サイト『えんじょい ひとりぐらし』をオープン(http://singlelife.her.jp/)。
一人暮らしをする人、したい人が集い、生活の知恵などの情報交換を図る人気サイトになる。料理やインテリアなど、部屋まわりのことにとどまらず、マネーや物件探しまで、きめ細かくライフスタイルを提案。等身大のテーマが共感を得ている。
新聞、雑誌、WEBなど、各種メディアで連載、取材を多数受けている。