もしも連帯保証人がいなかったら?

2009年12月09日 (水)

091209.jpg「親友の借金の連帯保証人になっていたが、その親友が失踪。借金をすべて背負わされて...」なんて設定のドラマを、みなさん、一度は見たことがあると思います。部屋を借りるときに必要とされる連帯保証人も、これと同じ。何らかの理由で家賃が支払われなくなったとき、保証人に請求がなされます。

「私は絶対に家賃を滞納することなんてありません。連帯保証人を立てなくても大丈夫です」と、あなたは思うかもしれません。でも、いくらあながたそう言い張っても、もし病気になったり失業したりして、家賃が払えなくなったら大家さんにとっては大問題。そんな人に部屋を貸すわけにはいかないと考えるのが当然でしょう。

でも、両親がすでに亡くなっていたり、定年退職後で収入がなく頼めないといったこともあります。では、そんなとき、どうしたらいいのでしょうか。


● 連帯保証人なしでも部屋を借りるには?

まず、保証人代行システムを利用するという方法があります。これは保証会社にお金を支払うことで、保証人になってもらうというシステム。契約時に家賃の20%から1ヶ月分程度の金額を支払うのが一般的(ただし、支払方法や割合、更新などの手続は会社によって異なるので、要確認)。入居審査とは別に、保証会社からも身元や収入の審査が行われます。

他に、家賃をクレジットカードで支払うことによって、保証人が不要になる信販会社のシステムもあります。手数料として2~3%が家賃に上乗せされ、銀行口座から引き落とされますが、ポイントなどで還元されるため、負担はやや少なくなります。

また、UR都市機構や一部のマンスリーマンションは、連帯保証人なしでも部屋を貸してくれるので、調べてみてもいいでしょう。


● まずは不動産会社に相談

連帯保証人になってくれる人がいないとなると「良い物件が見つからないんじゃないか」と、そのことを不動産会にで隠して部屋探しをしようとする人がいます。でも、隠しても、あとで必ずわかってしまうことだし、保証人になってくれる人がいないケースというのは決して珍しいことではありません。最初から不動産会社にきちんと話しておいた方が、スムーズに部屋探しが進むでしょう。

また、注意したいのは、保証人代行システムは不動産会社が導入するもので、借り主が選ぶものではないということ。保証会社を使っていれば利用方法を教えてくれますし、また場合によっては家賃を数か月分先に前払いするなどして保証人なしでも借りられるよう対応してくれることもあります。何はともあれ、まずは不動産会社に相談しましょう。


● 保証会社でのトラブルに要注意

保証会社を利用したときに誤解してはいけないのは、家賃はあくまであなたが支払うということ。万が一家賃を滞納したとき、会社は一時的に保証をしてくれますが、代わりに支払ってくれるわけではありません。立て替えられた家賃は後日請求されます。

また、最近問題となっているのが保証会社とのトラブル。家賃滞納時に「夜中まで取り立てがきた」「滞納分に暴利な利息がつけられて請求された」「勝手に鍵をつけかえられた」といったケースがあるようです。

契約をするときには契約書の内容をよく読み、万が一のときに家賃が支払えない場合どういった対応がなされるのか、きちんと把握しておきましょう。また、万が一に備えて、余裕のある暮らしを心がけましょう。



さて、次回は、「部屋を借りるためのお金 How Much?」として、敷金・礼金、仲介手数料など、部屋を借りるときに必要となるお金についてお届けします。どうぞ、お楽しみに。

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