気をつけたい不動産会社の見分け方

2009年11月13日 (金)

091113.jpg不動産会社というと、なぜか「怖いところ」「騙されそう」というイメージがありますが、決してそんなところばかりではなく、多くは「お客さんのために良い部屋を探そう」と誠心誠意、努力してくれます。ただし、専門用語や仕組みなど一般の人にはわかりにくいことも多いのため、「どうせわからないだろう」とお客さんを騙すようなことをしている会社も、残念ながら中にはあるようです。


● 『おとり広告』に注意

広告を見て電話し、空室を確認した上で、すぐに不動産会社を訪問したところ、「つい先ほど契約が成立したんですよ」と言われて、他の部屋を勧められることがあります。本当にそういうケースがゼロなわけではありませんが、人気の条件を揃えた架空物件やすでに契約されている物件の『おとり広告』を出して、お客さんを集めようとするところもあります。気に入らない物件を勧められても、それで妥協
しないように。


● 下見に「手付金」は要りません

「下見には手付金が必要だ」「仮申し込みをしたら、賃料がかかる」など、本来支払う必要のないお金を請求されることがあります。また、部屋を他の人に契約されないように借り押さえするために、預かり金(申込金)を支払うことがありますが、契約しなかった場合、このお金は返還されるべきものです。

お金を請求されたときは「どんな目的のお金か」「契約しなかったら返ってくるものなのか」必ず確認し、預かり金であるならば預かり証(領収証ではない)を発行してもらいましょう。こういったトラブルを避けるためにも「借りるかわからないけれど、いい部屋だからとりあえず押さえておこう」といった安易な気持ちで申し込むのはおすすめしません。


● 契約を急かされる、強要される

希望する条件とは全く違う部屋を出されて「こちらの方がいいですよ」と無理に契約させようとしたり、「人気の部屋なので、他の方に取られてしまいますよ」と急かされたりすることがあります。

あなたがこれから暮らす部屋です。そんなことを言われると焦ってしまうかもしれませんが、冷静に判断しましょう。また、あまり強引で態度が悪い不動産会社なら見切りをつけた方が気持ちよく部屋探しができるでしょう。


● もし不動産会社とトラブルになってしまったら...

できれば避けたいことですが、不動産会社とトラブルになってしまったときには、各都道府県庁の宅地建物取引に関する苦情窓口に相談してみましょう。また、国民生活センターや消費生活センターでも相談を受け付けています。どうしたらいいのかわからなくなってしまったとき、一人で抱えてしまったり、諦めてしまったりせず、まずは誰かに話してみるようにしてください。


● 良い不動産会社はこんなところ

不動産会社は部屋探しをするときだけでなく、その後も管理や退去の際にもお世話になることがあります。信頼できる会社とお付き合いする方が安心です。

部屋探しというと、つい構えてしまいがちですが、要は普通のお店やレストランと同じ。あなたが気持ちのいいと感じる対応をしてくれる不動産会社なら、その後も安心してお付き合いできるはずです。


・ 名刺を渡して、あいさつをする。
・ こちらの話をきちんと聞く。
・ 質問にていねいに答えてくれる。
・ 熱心に物件を探してくれる。
・ その場では物件がなくても、あとで探して連絡をくれる。



さて、次回は、「賃貸広告には、こんなことが書かれている」として、情報誌や不動産会社の店頭で見かける広告の読み方をお届けします。どうぞ、お楽しみに。

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